【今さら聞けない!?】THE NORTH FACEとPURPLE LABELの違い
渋谷マークシティ店
MEN / Fashion
2021.01.15 NEW
皆様いつもスタッフブログをご覧いただき有難うございます。
皆様は「アウトドアブランドといえば?」と聞かれたら、どこのブランドを思い浮かべるでしょうか?
『Patagonia(パタゴニア)』や『Mont-bell(モンベル)』でしょうか?
私が真っ先に思い浮かぶのは『THE NORTH FACE(ノースフェイス)』です。
ご存じでない方はいないのでは?というくらい言わずと知れたアウトドアブランドですが
皆様はTHE NORTH FACEのことをどのくらいご存じでしょうか?
今回、THE NORTH FACE(以下、ノースフェイス)のブランドについて改めてご紹介させていただくと同時に
派生ラインの『THE NORTH FACE PURPLE LABEL(以下、パープルレーベル)』のご紹介をさせていただきたいと思います。
ちなみにGLRでは、パープルレーベルのお品物をバッグなどの小物からカットソーやパーカーなどのお洋服まで幅広く仕入れてご用意しております。
【THE NORTH FACEについて】
ノースフェイスは1968年にアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにて登山家のダグラス・トンプキンスによって創業されました。
ブランド名は、山の中で最も過酷なルートであることが多い「北壁」に由来しており、たとえ登頂困難なルートであっても果敢に挑戦していくという、ノースフェイスのチャレンジ精神が込められています。また、ロゴマークはカリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園のシンボルであるハーフドームをモチーフにデザインされたもので3本のラインは世界三大北壁を意味しています(スイス:アンガー北壁&マッターホルン北壁/フランス:グランジョラス北壁)。
ノースフェイスといえば、「ヌプシジャケット」「マウンテンジャケット」「バルトロライトジャケット」などアウターが皆様の注目を集め、有名ですよね。
GLRでも実際に「バルトロライトジャケット」は発売開始とほぼ同時といっても過言ではないほど早く完売してしまう人気なお品物の1つです(カラーリングにもよりますが)。
そんなノースフェイスですが、その存在が公に広まっていったのは「スリーピングバッグ(寝袋)」がきっかけでした。
アメリカにアウトドアブームが到来したことも要因の1つですが、厳しい生産管理の徹底、高品質ダウンを惜しみなく使用することによる高クオリティのプロダクトが人気を博し、
今では日本でも知らない人は非常に少ないほど皆様の日常に溶け込んでいるブランドとなっています。
つまりノースフェイスは、アウトドアギアとしても有能な機能性を持ちながらも街中にもなじみやすいスタイリッシュなプロダクトが特徴的なブランドといえるでしょう。
また、スリーピングバッグの他にも世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」やバックパックブームに熱狂的な歓迎をうけたフレームパック「バックマジック」など様々なプロダクトが注目を浴び、そのどれも優れた機能性を評価されてきたノースフェイスですが
2007年には大人気NYスケートブランド『SUPREME(シュプリーム)』とのコラボ(2020年現在でも入手困難な非常に人気なコラボ)に始まり、
2016年には後ほどご紹介する『THE NORTH FACE PURPLE LABEL』を発表、
その後2018年には既存のスタイルや古着から着想を得て主にウィメンズウェアを制作しているブランド『HYKE』とコラボすることで女性へのアプローチも逃さず、
更には2020-2021年に、あの『MM6』や『GUCCI』ともコラボし未だに進化し続けています(GUCCIとのコラボでは初めてロゴが変更されているのも面白いポイントです)。
もともとのスタイリッシュな街中に馴染みやすいデザインにブランドコラボをすることでノースフェイス単体ではできなかったデザイン性を加味することができ、より広い層への目に留まるようになったことも人気の要因の1つなのではないかと私は考えます。
多数のコラボを実施してきたノースフェイスですが、その中でもGLRで取り扱いがある『THE NORTH FACE PURPLE LABEL』とは、いったいどんな派生ラインなのでしょう?
【THE NORTH FACE PURPLE LABELについて】
パープルレーベルとは、代官山のショップ『nanamica TOKYO』が提案する、日常の中でなるべく長く付き合えるアウトドアウェアブランド『ナナミカ』とのコラボレートコレクションです。ノースフェイスのアウトドアギアをベースにファッション性の高い素材に置き換えたり、伝統の素材をベースにルーツであるカリフォルニアのアウトドアスタイルテイストを残しながら時代にあったサイズ感にアップデートしたり、ノースフェイスの良さをそのままに時代性をミックスさせたモノづくりが特徴的なラインです。
私たちの生活するこの地球において「自然」をもっと意識していこうというメッセージがある「ROOTS OF LIFE」という言葉をコンセプトにモノづくりをしています。
今季GLRでも別注させていただいたフリース「デナリジャケット」をノースフェイスとパープルレーベルで見比べていただくと、その差は一目瞭然です。
ノースフェイスのデナリジャケットですと、ボディにペットボトルを原料としたマイクロフリース素材(目の細かいフリース)を用いていますが、パープルレーベルの別注のデナリジャケットだと、リサイクルPORALTEC(ポーラテック)を採用し、目が粗いフリースに仕上げることでデザイン性を引き立てています。
またシルエットやディティールも細かく変更されておりパープルレーベルの方が全体的に、ゆるいシルエットで、袖のつなぎ位置を後ろ側にすることで動きやすく重ね着などもしやすい仕様になっております。
GLRは今回カラー別注をしており、くすませたオリーブのニュアンスカラーとスタイリッシュかつトレンド感のあるブラック×パープルの2色を展開しております。このカラー別注は、街中に溶け込みやすいパープルレーベルのウェアをより自然な馴染みを演出できるようにしております。
別注アイテムは稀なのですがGLRでは、パープルレーベルのバッグやキャップなど小物を展開しております。好評いただいておりまして、過去シーズンのバッグなどをお持ちになってご来店してくださるお客様を見かけることも少なくないです。特にサコッシュは、長財布も楽々入れられますが、大きすぎないちょうど良いサイズなので男性だけでなく女性からの人気も高いお品物です。ギフトでお選びいただくこともしばしばあり、さすがノースフェイスの良さを残しながらタウンユースしやすいデザインにアップデートしているパープルレーベルだなとしみじみ感じています。
キャップも合わせやすい色のものが多くて、コーディネートに物足りなさを感じる時に役立つアイテムです。
もちろんパープルレーベルだけでなくノースフェイスの小物も充実しており、今の時期に大活躍するマフラーやグローブも絶賛展開中です。
いかがでしょうか?
今回は、皆様がご存じいただいているであろう『THE NORTH FACE』とその派生ライン『THE NORTH FACE PURPLE LABEL』の違いを明確にし、GLRに展開のある『THE NORTH FACE PURPLE LABEL』のアイテムの紹介をさせていただきました。
季節にあわせて用いる素材を調整して生産するのもパープルレーベルの良さで、同じシリーズのものも季節によって異なる表情を見せてくれるので四季折々のアイテムを是非ご自身用や贈り物などで手に取ってみてください!!
(アウトドアにこだわりがない方でもパープルレーベルは挑戦しやすいです!!)
合わせ方やサイズ感など気になる方はGLRのスタッフの着こなしを是非ご参考にしてください!